macのOSをアップグレードする時、別のパーティションにインストールする方法の変化についてのメモ

macのOSをアップグレードする時、別のパーティションにインストールする方法の変化についてのメモ

macOSがAPFSを採用してからしばらく経つが、OSのインストール手順も従来の方法とは変わっているっぽい。

以前はパーティションを分割してインストールするのが一般的だったけど、APFSでは「ボリュームを追加」してインストールするのが主流になっているらしい。

旧来の方法(HFS+時代)

  • ディスクユーティリティでパーティションを分割
  • 新しいパーティションを作成し、そこにOSをインストール
  • 容量が固定され、後から増減が難しい

現在の方法(APFS環境)

  • 「コンテナ」にボリュームを追加する(APFSの仕組み)
  • ボリューム間でストレージを共有できるため、柔軟な容量管理が可能
  • macOSを別ボリュームにインストールし、動作確認後に統合も可能

ボリューム追加の手順

追加するコンテナ(APFSコンテナとなっているもの)を選択して、追加する。画像でいうと コンテナdisk3

  1. 「コンテナdisk3」を選択(現在選択されている状態でOK)
  2. 上部の「+(ボリューム作成)」ボタンをクリック
  3. 新しいボリューム名を入力(例:「Sequoia Test」)
  4. フォーマットは「APFS」を選択(デフォルトのままでOK)
  5. 「サイズオプション」は特に指定しなくてもOK
    • APFSは容量を動的に割り当てるため、後から増減可能
  6. 「追加」をクリック
ポイント
  • 「パーティション作成」ではなく、「ボリューム作成」を選ぶこと!
  • この方法なら、容量の増減が自由にできるので安心
  • macOS Sequoiaをインストールするとき、このボリュームを選択する

ボリュームを追加

追加されたボリューム

まとめ

APFS環境では、パーティションを切るのではなく「ボリュームを追加」するのが新しい標準的な手順の様子。

APFSになってからそのままインストールしかしてなかったけど、アップグレードして不具合があった時に戻すのはかなり大変(というかほぼ無理)なので今度試す。