macでmroongaを使ってみる – Macports編 –
- OSX Mountain Lion 10.8.3
- groonga 3.0.1
- MySQL 5.5.30
- MAMP 2.1.4
groongaのインストール
groongaはMacportsでインストールする。
sudo port install groonga
groongaをインストールするとmysql55もインストールされるのでソースコードはこれを使う。...と、思ったら最近のmacportsはバイナリをダウンロードするらしい(Shibu's Diary: MacPortsは生まれ変わった )
MacPortsのバイナリダウンロードはビルドした時と違うファイルになる場合があるっぽい - kanonjiの日記 ココを読むとソースコードからインストール出来るオプションが有るみたい。
#一度アンインストールして... $ sudo port uninstall mysql55 @5.5.30_1 # -s オプションを付けてソースからインストール $ sudo port install -s mysql55
ソースのpathはこんな感じ
/opt/local/var/macports/distfiles/mysql55/mysql-5.5.30.tar.gz
なので、これをコピーして解凍する。
#無い場合はsrc ディレクトリを作って $ mkdir ~/src $ cd ~/src # $ sudo mv /opt/local/var/macports/distfiles/mysql55/mysql-5.5.30.tar.gz ~/src/mysql-5.5.30.tar.gz Password: $ tar zxvf mysql-5.5.30.tar.gz
mroongaのインストール
packages.groonga.org から最新版のmroongaをダウンロードします。このエントリーを書いている時点の最新版は mroonga-3.01.tar.gz です。
ダウンロードして解凍します。
$ wget http://packages.groonga.org/source/mroonga/mroonga-3.01.tar.gz tar zxvf mroonga-3.01.tar.gz
2. インストールガイド — mroonga v3.01 documentation を読むと、
groongaを/usr/libなど標準のパス以外にインストールした場合はPKG_CONFIG_PATHを指定する必要があります。例えば、ーーprefix=$HOME/localでgroongaをインストールした場合は以下のようにします。
とあります。
pkg-configのpathは
$ which pkg-config /opt/local/bin/pkg-config
mysql_config のpathは
$ which mysql_config /usr/local/bin/mysql_config
MySQLのソースのpathは先程解凍したものとなりますので、configureは以下のようになります。
$ cd mroonga-3.00 $ ./configure \ PKG_CONFIG_PATH=/opt/local/bin/pkg-config \ --with-mysql-source=$HOME/src/mysql-5.5.30 \ --with-mysql-config=/usr/local/bin/mysql_config
その後 makeを実行します。
$ make $ sudo make install
/opt/local/lib/mysql55/plugin/ 以下にmroongaがインストールされます。
後は公式ガイド通り
mysql> INSTALL PLUGIN mroonga SONAME 'ha_mroonga.so'; mysql> CREATE FUNCTION last_insert_grn_id RETURNS INTEGER soname 'ha_mroonga.so';
を実行します。
ちなみにいつの間にかMAMPのMySQLがバージョン5.5になっていたので、別途MySQLをインストールしなくてもmroongaが使えるのではないかと思い試してみたけど、make出来ないので諦めた。
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