外部からの監視サービスを利用して分かった事。ルーターは大事。
サーバ・ネットワーク監視
GMOのサービス「AlertMe」を利用してみて分かった事。このサービスは無料プランがあって、自分のサーバやネットワークの監視をチェックしてくれるサービスです。
PingやHttp、POP3などのサービスを24時間国内のサーバから監視してくれ、障害を報告してくれます。
なんとなく自分が提供しているサービスの調子が悪い気がしていて、ずっとサーバの不調を疑っていたのですが原因はネットワークだったと言う事が分かりました。
ネットワーク、といっても家庭内LANのような小さなものですが、ルーターはBフレッツで提供される光モデム一体型に内蔵のものを使っていました。NATP(静的IPマスカレードでのポート解放??)でポート80は192.168.x.x、ポート110は192.168.x.yへみたいな設定です。
ログを見るとなんかエラーっぽいものがあるような感じでしたが、まぁ、繋がってるし・・・程度しか思っていませんでした。恥ずかしながらルーターの仕事量をナメていたんですね。
大切なのはネットワーク
ルーターに関しての知識はほぼ無いに等しいくらいでしたので、疑う余地もありませんでした。ふとした拍子にルーターに関する記事を読み、安価なおバカなルーターでは安定したネットワークは構築出来ない事を知りました。
その後、AlertMeでPing監視を設定してみると案の定警告や障害報告の嵐。この時点で初めてルーターがボトルネックになっている事に気が付いたのです。
ルーターの購入
まずはネットでどれがいいのか調べてみました。簡単に調べた所、以下のメーカーが候補になりました。
- cisco
- YAMAHA
- マイクロリサーチ
- Planex
ciscoは ネットワーク機器では最上級?よく見る名前ですが高価&設定が難しそうなのでパス。他3つのメーカではYAMAHAが価格は若干高めですが、評判等も良く、業務用途の製品を製造していて実績もあるようなのでYAMAHAの中から決める事にしました。
チョイスしたのはYAMAHAのルーターRT58i。WEBベースでも管理出来て情報も豊富、覚えればいろいろ出来そうな感じでしたので。
RT58iを使ってみる
PPPoEが結構負荷がかかるという事ですので、当然PPPoEを喋らすのはRT58iとします。NTTからのレンタルモデムは光電話用モデムとして使用します。要するに何も設定しないだけですが。
NATPとファイアウォールの設定に悪戦苦闘しながら完了させ、配線を済ませ稼働させます。ちなみに、ルーターをかえるのと同時にBフレッツからフレッツNEXTへとしました。
サーバーを止めるわけにはいかないので光回線を新設し、ネットワークの構築が済み、安定稼働を確認したら以前の回線を廃止にする・・・というプランです。
以前と比べ体感的には分からないのですが、確実に安定しているようです。
後記
フレッツNEXTに変更した事で、NTTから支給されるモデムも1GbaseT対応のものとなりました。ということは、内蔵のルーターもそれ相応のものになっている可能性があります。試していないので何ともいえませんが。ギガでLANを組んだ方がいいのか、はたまた100MでもRT58iの方が安定するのか??
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